ススキと伊八生誕地

ここは鴨川市打墨(旧:安房国長狭郡下打墨)にある武石家の屋敷跡(墓地)です。

武志家の墓

宝暦2年(1752)にこの地に生まれ、地域で最初の彫物大工として名を馳せた「波の伊八」こと武志伊八郎信由の生誕地でもあります。

千葉県内外に素晴らしい作品を残した名工のホームグラウンドは、こんなところです。

武志家の墓2

東に太平洋、西に収穫前の稲穂の海が広がり、嶺岡丘陵と上総丘陵に囲まれた、のどかな田園地帯のまん中にあります。

かつての嶺岡丘陵では、東西24kmにわたって牛や馬が放牧されていました。
200年前の牧場や家々が点在する風景を想像しながら、ススキに囲まれた武石家の屋敷跡にたたずむと、秋風とともに「伊八」をすぐ近くに感じるような気がします。(S. K.)